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認証・認可フレームワーク診断

認証・認可の設定不備を見逃さず、安全な認証基盤をサポート

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近年、Webサービスやモバイルアプリの利用拡大に伴い、ユーザー認証や権限管理の仕組みはますます重要性を増しています。特に複数のサーバを跨いだサービス提供が増えており、認証・認可の安全な連携が欠かせません。SAMLやOAuth/OIDCといった認証・認可フレームワークは、利便性やセキュリティの強化に大きく貢献しています。これにより、ユーザーは複数のサービスをシームレスに利用でき、開発者も認証機能を効率的に実装できるというメリットを享受できます。

しかし、設定の不備や検証処理の欠落が存在すると、不正に作成されたアサーションやトークンがサービス側で受け入れられ、権限のないユーザーが認証されてしまう、あるいは機微な情報が漏えいするといった深刻なリスクが生じます。また、リダイレクトURIの制限不備や署名検証の不備などの問題も考えられます。

当社の「認証・認可フレームワーク診断」では、SAMLおよびOAuth/OIDCを対象に、署名検証や権限委譲の安全性、トークンの適切な取り扱いなどを専門家が精査し、連携特有のリスクを可視化します。自動診断に加え、攻撃者視点の手動診断を行うことで、通常のチェックでは発見が難しい問題点を洗い出し、具体的な改善策を提示します。

<対象フレームワーク>
  • SAML
  • OAuth / OIDC

認証認可フレームワーク診断

安全な認証・認可の仕組みは、ユーザーの信頼を守る上で不可欠です。ぜひ当社の診断サービスをご活用いただき、安心して利用できる認証基盤の実現に向けてご相談ください。

診断観点

利用機能 診断観点
SAML SAMLは、XML署名付きアサーションによってシングルサインオンを実現する認証プロトコルです。署名検証処理の欠落、XML外部実体参照(XXE)の許容、アサーション再署名の誤実装などがあると、第三者が不正に生成したアサーションをサービスに送信し、本来の権限を持たないユーザとして認証される可能性があります。診断では、意図的に不正なIdPを構築し、サービス側がそのアサーションを受け入れてしまわないかどうかを検証します。
OAuth / OIDC OAuthはサービス間で適切かつ安全に権限委譲を行うための認可フレームワークです。OIDCはOAuth 2.0を拡張してID連携(認証)の機能を実現したものです。認可コードやアクセストークンの漏えい、リダイレクトURIの制限不備、IDトークンの署名検証漏れ、nonceの欠落などの問題により、第三者が権限を不正に取得したり、ユーザ情報の漏えいが発生したりする可能性がないかを検証します。

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